■武蔵大OB 三社長による座談会
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【溝口】ここで皆さんの会社の概要を伺います。 |
【吉田】布は織物で縦糸と横糸でシートを作るのですが、不織布とは、織らないでシートにする布で、我社はこの不織布を総合的に事業展開している日本で最初の会社です。カールフロイデンベルグというドイツの会社がベースとなる技術を持っており、大日本インキと東レの三社合弁で1960年に設立されました。1970年には東証2部に上場、その後1984年に1部に指定替えし現在に至ります。最初の事業展開の衣料分野の他、メディカル、電気分野などではアイテムによっては大変に高いシェアを確立しております。他にも工業分野・空調・自動車用分野で普段気づかないところで幅広く使われております。久光製薬等の貼付薬剤としての基剤、ハイブリット車に搭載されているニッケル水素電池用セパレー夕、トヨタ・日産他の車向けにはフロアマット・天井材などを作っています。売上げ規模は約460億円、資本金が約100億円です。虚結で海外も含めると従業員約2名、国内は約900名です。
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| 【溝口】岩崎さんのリーガルの前身は日本製靴で、もともと100回年ぐらいの歴史がありますね。 |
【岩崎】桜組・大倉組・福島・東京製皮の4社が合弁してつくった会社が今年で108年目です。日清戦争が終わったころ、日本製の靴では耐久性がないという理由から『軍靴』はすべて輸入していたんです。外貨をたいして持たない日本が、外国から靴を輸入していたのではどうしようもないので、桜組という会社の前身が陸軍向けに軍靴を作り始めた。アメリカのブラウンという会社と提携し『リーガル』ブランドの靴の生産を開始、来年で50年になります。最初は”重<”て”堅い”ということで売れなかったのですが、いわゆる『みゆき族』がアメリカのアイビーリーグの学生の格好を真似し、服の『VAN』がもてはやされて、『VAN』向けに『VANリーガル』という靴を出したら爆発的に売れた。問題は『リーガル』という強いブランドができたお陰で生き残ってきたが、逆にいうと、それだけに頼ってビジネスをやっている。昨年の売上高約350億円のうち220〜30億円くらいが『リーガル』で、そこにだけ偏重している危うさという部分もあります。そして結果として、従業員が『リーガル』に寄りかかったビジネスしかできない。自分から表に打って出てアグレッシブにビジネスができないという面が出てきていると思います。
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| 【溝口】東武ホテルは全国8ヶ所でそれぞれ特徴ある経営をなされているようですが? |
【酒見】東武グループ全体でホテルは13ヶ所ありますが、東武ホテルマネジメントが運営するのはその内の8ヶ所です。それぞれのホテルで"規模"や"グレード"や"カテゴリー"が違うところが東武ホテルチェーンの特徴であり、また強みでもあります。 それはホテルを作る時にその地域・立地にあったホテルを作っていこうと考えたからです。 一番大きいのは錦糸町の『東武ホテルLEVANT TOKYO』で、客室が383室、宴会場は約800平方メートルの大宴会場があり、宿泊、婚礼に加えてレストランも5ヶ所あり、"総合的なシティホテル"ということです。これに対して対極にあるのが『高輪東武ホテル』で、"宿泊特化型ホテル"で、客室が190室あり、レストランが1ヶ所あるのですが、これはテナントという"ビジネスホテル"です。そして成田にある「ホリデイ・イン東武成田』は、「ホリデイ・イン」のフランチャイズホテルで、東武グループ唯の"エアポート ホテル"として海外旅行のお客様やエアラインのクルーが多いのが特徴です。 このようなホテル展開のメリットとしては、ひとつのビジネスモデルで展開していないため、リスク分散につながっているというととです。デメリットとしては、お客さまに東武ホテルのアイデンティティというかイメージが沸いてこないことです。例えば、グレードの高いコートヤード・マリオット銀座東武ホテルのお客様が高輪東武ホテルに泊まると『えっ、これも同じ東武ホテルなんだ』というようなことです。けれども、昨年はリーマンショックの余波、新型インフルエンザの影響もあってホテル業界にとっては、非常に厳しい年でしたが、他社に比べるとダメージは少なかった方だと思います。
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![]() (株)リーガルコーポレーション 岩崎氏 |
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