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■メディアの戒め 東京都・高林 功さん(38回欧米)
| この時の代表は有森裕子選手、山下佐知子選手、小鴨由水選手の三人。
だが、ソウル五輪の一万メートル代表だった松野明美選手が正式決定前に記者会見を開き「私を代表に選んでください」
とアピールしたことからメディアも巻き込んだ混乱が起きた。
この時、松野選手と差し替えられるべき代表として名前が上がったのが有森選手だった。
疑惑の代表候補という扱いまで受ける始末だった。
僕が担当した連載記事では、三選手の家族や関係者に取材を重ね、その第一回では、家族から提供された有森選手の小学校運動会の写真を大きく使い、
その関係で両親から取材した内容が三選手のなかでは比較的大きくスペースを割かれていた。
雑誌が発売されると、有森選手のお母さんから編集部に電話があった。
当時の僕は取材相手から上ずったような声の電話を貰うと、クレームかと身構える癖がついていた。
この時も同じだった。

会社の机で
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