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■”ニホンミツバチに魅せられて” 
  栃木県河内郡・萩原信介さん(15回経営)

一匹オオカミで「菜の花プロジェクト」と名付けて、ご自宅の周りやあちこちに点在するご自身の土地に菜の花をたくさん咲かせて、 「いい匂い・蕾を塩漬けにすると美味しい・花を愛でる・ハッちやんにも蜜を提供できる」のは一石四烏、とハッハッと笑う萩原さん。 効率だけを考えるのではなく、自分が満足する時間を過ごす、自分のこだわるものにはとことんこだわって時間をたっぷり使う。 今、見直されているスローライフ、エコライフを時代の先手をとって以前から実践されていて、とても素敵だ。

萩原さんはこれからも、希少価値のある日本みつばちのハッちやんとのお付き合いを続けていていくのであろう。 お土産に戴いたハッちゃんの蜂蜜はもちろん美味で、けなげにブンブン飛んで蜜を集めている姿を見たせいもあるだろうが、今までに味わったことのない濃いなんともいえない甘さのある蜂蜜であった。

(取材と文:白鳥 優子)


二ホンミツバチはもともと日本列島に住んでいたミツバチで、江戸時代には紀州藩で養蜂がさかんに行われていた。
ハチミツの採集量がセイヨウミツバチに及ばなかったこと、逃亡という性質などのため、その飼育はだんだん見られなくなり、近年は山間部で細々と続けられている。