◆和蝋燭新時代 |
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4代目の高澤さんは、昨年と今年、パリで開催された「国際見本市:メゾン・エ・オブジェ」に和蝋燭を出展した。ヨーロッパでは中世の時代から蝋燭が生活の中に根付いており、その蝋燭には芸術的かつ宗教的な絵柄や装飾を施されたものも多く、慣れ親しんでいるため、花の絵柄のついた和蝋燭には余り興味を示さなかった。むしろ彼らが興味を示したのは「無地」の和蝋燭の方であった。単色の色使いと凛とした形が、彼らにとっての「日本文化の美しさ」と解釈されたようだと話してくれた。
さらに、原材料が植物からできていることにも驚き、興味を持ち、「限りある資源」である石油から採ったパラフィンでできている「洋蝋燭」に比べてこれからの地球に「ECO」であると絶賛してくれたという。和の伝統が関心を持たれたことによって、このことは高澤さんが踏み出そうとしている「和蝋燭新時代」への一歩となった。一方、国内では和蝋燭は「仏事」の用途だけが依然として強い。そのため「和蝋燭」の「TPOにあった使い方」をいろいろと考え、試行錯誤を繰り返しているところだという。伝統的な和蝋燭をベースに色やデザインを現代風にしてみたり、九谷焼の若手作家や、鉄のアーティストとのコラボレーションによる燭台の開発にも意欲的に取り組んでいる。 |
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