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■斎藤 忠三さん(1回経済)

「武蔵大学讃歌」誕生のルーツを探る。
「武蔵大学讃歌」との運命的な出会い。


 さて、「武蔵大学讃歌」の誕生秘話ですが、当時発行されていた「武蔵評論」という冊子に、何か皆で歌える大学の歌の歌詞を作り掲載しようという話が持ち上がり、まずは映研仲間 飯田芳郷さん(1回生)の「瑞祥の白雉」が掲載されました。
 それに触発された斎藤さんが作り、昭和27年の「武蔵評論」(5号或は6号)に掲載された詩が、「武蔵大学讃歌」の歌詞のルーツでした。この詩が「武蔵評論」を読んだ音楽部の方の目に留まり、守住左一郎さん(4回生 平成12年ご逝去)・柴田丈夫さん(4回生)が曲をつけ、「武蔵大学讃歌」が誕生しました。
 そして「武蔵大学讃歌」のお披露目は、昭和29年3月、2回生の卒業謝恩会の会場でした。当時、斎藤さんは大学卒業後、助手として大学に残られており、謝恩会にも参加されていました。ただ、この曲のことは何も知らされておらず、突然自分の作詞した曲を音楽部の方達が歌い始めたので、大変びっくりされたそうです。
 この時もし斎藤さんが助手として大学に残っていなければ、記念すべき「武蔵大学讃歌」お披露目の場に立ち会うことはなかったかもしれません。「武蔵大学讃歌」との運命的な出会いがここにありました。