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■南川 努さん(35回経営)
絶望のどん底で再会した親友。
かけられたひとことが、自分を、会社を、そして地球までも救う。
| ◆大豆まるごと豆腐は、会社と地球の救世主 |
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豆腐が身体にいいことはもう誰だって知っている。だが豆腐ができるときに出る「おから」は、なんと原料の大豆の量より多く排出され(50万トンの大豆から70万トンのおからが出てしまう)、しかもその95%が産業廃棄物として処理される。焼却処分をするには大量の化石燃料を要し、CO2の排出が公害問題にまで発展してしまうのが現状である。
この「おから問題」はあるひとりの農学博士との出会いと問いかけ、さらにある一人のお豆腐屋さんとの出会いと、その人の一途な気持ちにより解決されていく。
「おからの出ない豆腐作り」に必死で取り組む南川さんに、技術力のある企業が力を貸してくれ、「おからの出ない原料加工技術」が生まれ、思いは一歩前進した。とはいえ、「美味しい豆腐」のために残されている課題を克服するには資金も不足し、諦めかけたとき南川さんと同じ思いで「おからの出ない豆腐作り」を目指すお豆腐屋さんに出会ったのである。この出会いにより大豆をまるごと使って作る豆腐の研究が一気に実を結んだ。
「大豆を超微粉細して水を加え、加熱して作った豆乳で豆腐を作る」という、従来とは違った発想の転換で「おから」といっしょに捨てられていた大豆本来の栄養分をすべて摂取できる豆腐ができあがった。この「まるごと」は国内外に問わず注目され、「日本環境経営大賞」や「環境プロジェクト賞」を受賞した。 |
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