|
■南川 努さん(35回経営)
絶望のどん底で再会した親友。
かけられたひとことが、自分を、会社を、そして地球までも救う。
| ◆再開と出直し |
|
社内の人間関係の改善策や、会社の経営を考えることは、28歳の青年社長にとって容易なことではなかった。価格の見直しから始め、社員ひとりひとりとよく話し合い、様々な意見を聞いた。社員の気持ちをひとつにすることで、なんとか次の年には黒字に転じることができた。そんな安心ムードもつかの間、次々に、トラブルと赤字が容赦なく襲いかかってきた。
バブル崩壊の影響で、機械の入っている得意先も軒並みに店を閉じていった。これに伴い、会社の経営も底をつき、銀行からも融資を断られ、南川さんは廃業を覚悟したという。
万策尽きて、ボロボロになった青年社長・南川さんに「いっしょにやってもいいよ」と声をかけてくれたのは、ラケットボールを通じて親友になった川淵さんであった。
ひとりの友が与えてくれた力は10倍、いや100倍にも1000倍にもなって南川さんの全身に満ちていった。
さらに、初めの頃の現場回りで「美味しい豆腐」を作る技術を習得していたことが、元気を取り戻した青年社長の、これからの仕事をと会社の運命を決定していく鍵となるのである。
|
 |
|