■鳥居 総一郎さん(28回経済)
一度は行ってみたい上高地。河童橋のたもとの「白樺荘」。
オーナーは、なんと! 同窓生だった・・・。
◆ 一生懸命の今の先にあるもの |
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こんなに精力的に毎日を送っていらっしゃる鳥居さんだが、大きな夢があるという。「《おもてなし学校》を創りたい。」旅館版松下塾のようなものである。既存のそういった類のものは新人教育だけである。教育、医療、経済、冠婚葬祭などいろいろな分野に及ぶ人たち対象に「おもてなし」の心を伝えたい。「おもてなし」とは、相手の都合を考え、何を望んでいるかを察することである。その極意を謡曲で培った所作振る舞いと一緒に伝えたいというのである。そんな時にも大学や社会での経験豊かな先生方、OBの方々のお力をお貸しいただければいいんじゃないかという。
一瞬たりとも無駄にせずに、毎日を送っていらっしゃるお姿を拝見し、同じ同窓生として、頼もしく、輝いて見えた。上高地を、松本を身近に感じつつ、後にした。 |
(取材と文 白鳥 優子) |
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