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■鳥居 総一郎さん(28回経済)
一度は行ってみたい上高地。河童橋のたもとの「白樺荘」。
オーナーは、なんと! 同窓生だった・・・。
| ◆上高地、信州ためにできること |
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上高地に向かう道路は7月の豪雨で至るところ傷み、大きく崩壊している箇所さえある。よくある「お役所仕事」のようにタライ回しをして、責任の云々という時間はなく、まず、生活のために、観光のために唯一のライフラインを再生しなければ始まらない現実が目の前にあるのだという。元長野県知事田中康夫氏と幼なじみで、新知事村山仁氏とは、松本地域が地盤で昔からのつきあいがある鳥居さんは長野全体の繁栄を切に望み、精力的に動いている。
信州に留まらず、日本中へとそのベクトルは向かっている。若い頃(今でも十分にお若いが)は、全国旅館組合で政治折衝に当たっていたときに、特別地方消費税を廃止させたり、公営宿泊施設廃止の陣頭に立った。そして、現在も全国旅館生活衛生同業組合連合会理事で、経営支援委員会の委員長を務めている。
おじいさまの代から始まった上高地へのベクトルもたいへんに強く「上高地観光旅館組合長」、「松本市アルプス観光協会副会長」、「松本観光協会」、「長野県旅館ホテル組合会事業部会長兼中信ブロック長」など、いくつもの役職をこなしておられる。しかし、約8,000軒ある宿泊施設のうち、組織化されているものが2,000軒のみであったり、スキー客の激減であったり現実は厳しい。でも、鳥居さんには切り札がある! アメリカで広まりつつある「LOHAS」が信州らしさと共通していることを前面に押し出して展開していこうというのである。長野県独自の原産地呼称管理制度による食のブランド化や「安心、安全、正直」な温泉表示を普及し、信州ならではの観光プログラムとして森林セラピーや医食同源、自然体験を付加。「信州ロハス」を創出するというのである。
また、今年のNHK大河ドラマで武田信玄の軍師、山本勘助の生涯を描いた「風林火山」が始まった。これに伴いそれに関連した史跡探訪ツアーを企画したり、宿泊施設においても「信州黄金シャモ鍋」など、地域にゆかりのある料理を提供する。史跡を巡るスタンプラリー、川中島合戦の日に合わせて長野市から諏訪市までを狼煙でつなぐイベントなども行い、信州全体を回遊するように促すなどアイデアはつきない。
ご自身の会社『上高地 ホテル白樺荘』では、プロガイドとウォーキングで上高地の自然のすばらしさを知ってもらうことを目的に「上高地白樺自然学校」を主宰している。森林ガイドインストラクターや自然体験活動リーダーら有資格者ガイド98人が協力しているという。7年前に上高地に行った時にこんなものがあったらなーと思った。また、エコファンドで上高地まで登山電車を創るというような壮大なことまで淡々とお話をしてくださった。 |
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