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■16回生(昭和43年卒) 佐藤ゼミの集い 開催報告

・開催日時:平成24年11月6日
・開催場所:飯坂温泉「双葉旅館」
・参加人数:13名

 平成24年11月6日、2回目の佐藤ゼミの集いを開催した。

 今回は老人パワーを結集して、いまだに風評被害にあっている福島を応援すべく、同窓の女将が営業している飯坂温泉「双葉旅館」に三々五々集まることにした。45年ぶりの再会になる者、2年前の第1回に参加してその後の生存を確認する者、病を抱えつつ来る者、怪我を押して来る者、さまざまな老人の集まりとなった。

 おいしい料理、おいしいお酒を得て、先生の思い出話、自分たちの孫の話、現役時代の話、リタイア後の生活等、さまざまな話題で盛り上がった。中でも先生は「私は釣りの名人」と仰っていたが本当だったか。という議題に、ゼミ旅行の際に川虫を捕ったりしたが釣果ゼロだった結果を踏まえ、先生の技術的な問題を挙げる者、あの鉄分の含んだ川には魚はいないはずという生物学的な観測を主張する者、その他色々な意見が飛び交った。学生時代のゼミにおける議題に対する分析や検証が出ない静けさとは大きく異なることに、誰も気づかないまま話が続いた。

 また今回は長年連れ添っていただいた奥様に感謝の意を示すべく、同伴可と幹事が冗談のつもりで参加を呼びかけたところ、なんと4組がご夫婦で参加し、男共の酒に酔いしれた喧騒を避け、「女子会」なる集い(女子という言葉に無理を感じるが)を別室で開いていたが、会話の内容は今のところ謎である。

 翌日、再会を約し、旅館で用意してくれたお土産を携え、ある者は紅葉を愛でに、ある者は歴史見学へ、直接家路にとさまざまに散会した。

 福島復興に貢献できたか大変疑問であるが、我々は楽しいひと時を持てたことが事実として残った。

(報告者:根本 恭之、16回)

16回生(昭和48年卒) 佐藤ゼミの集い