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■武謡会 謡曲部OB会 開催報告

・開催日時:平成25年7月20日(土) 14:30〜17:30
・開催場所:学生食堂ホール
・参加者数:20名

 私たち「武謡会」は800年の歴史を持つ伝統芸能「能楽」(ユネスコの無形文化遺産)の楽曲「謡曲」「仕舞」を実際に謡い、舞って楽しんで来た文連のクラブ「武蔵大学謡曲部」のOB会組織です。
 1956年、当時経済学部の工藤進先生による発足以来、延べ163名の卒業生の中から、小鼓幸清流 野中正和さん(経営16回生)、 新宿区矢来能楽堂に本拠を置く観世流会派の九皐会(きゅうこうかい)所属の古川充さん(経営36回生)など、第一線で活躍するお二人のプロの能楽師を送り出し、また11組の幸せなカップルも生み出しています。
 残念ながら現在、在学生は途絶えてしまいましたが、現在も120名以上の卒業生と連絡をとりながら、総会、新年会等の定期会合や、上記の先生方の能の紹介など活発に活動しています。
 7月20日土曜日には、年1回の定例の「武謡会 総会」に、幅広い世代にわたる20名の卒業生が学生食堂ホールに集まり、1年間の運営に関する報告や決定を行い、その後皆での謡曲、学食で立食パーティと、たっぷり楽しみました。
 この1年間では、人文37回生? 田中 斉さん(武蔵大学人文学部東アジア・日本文化学科非常勤講師)が、5月に急性心不全で急逝されるという悲しい出来事の一方、同じく6月には、上記 古川充さんが、九皐会の名家 永島忠侈先生の後継として新たに「永島 充」師として国立能楽堂で華やかに能「石橋」を演じたという、大変うれしく感動的な出来事もあり、武謡会からも記念品を送らせていただきました。
 気がつけば、それぞれが過ごした大学での4年間、そして卒業時の年齢よりもはるかに長い年月を、武謡会として幅広い年代で親しく交流を続けられていること、そして素晴らしい環境を提供してくださっている大学と同窓会に感謝しております。

(報告:鈴木武雄 29回人文)

武謡会OB会

武謡会OB会

 

●平成24年7月 武謡会 謡曲部OB会
●平成23年10月 武謡会 謡曲部OB会
●平成19年9月 謡曲部能楽鑑賞の会〜矢来能楽堂〜
●平成19年3月 武謡会五十五周年記念謡の会