■武蔵大学ラグビーOB倶楽部主催 ・開催日時:平成20年12月13日(土) 武蔵大学ラグビーOB倶楽部主催による櫻井先生の喜寿祝賀会が、2008年12月13日(土)武蔵大学8号館50周年記念ホールで開催された。 会はラグビー部OBや現役選手、来賓が参加し終始和やかな雰囲気で執り行われ、坂田OB会事務局長はじめ何人かのOBが壇上から櫻井先生の人となり、思い出などを披露した。櫻井先生の挨拶は如何にも学者らしい話しぶりだったが、ご自身はラグビーをしていなかったとの言葉とは裏腹に、ラグビーを、武蔵大学ラグビー部をこよなく愛する気持ちの伝わるお話しだった。 最後にお名前入りのラグビー部のエンブレムをあしらった記念ラグビートレーナを贈呈し滞りなく終了したが、大勢で先生と二次会に繰り出したのは言うまでもないこと。 さて、初代ラグビー部部長の渡部學先生が退官されてしばらく部長は空席だったように記憶しているが、1983年まで監督をしていた私は次期ラグビー部長として櫻井先生の名前を当時の主将井上君から聞いた記憶がある。櫻井先生が部長なられたのが翌1984年で二代目ラグビー部長という訳である。部長に就任されるに当たってはラグビーファンの奥様の応援とご理解があったやにお聞きしているが、以来8年間部長を勤められ、学長になったことで交代されたものの、その後も応援団として陰に陽にラグビー部を支えていただいている。 振り返ってみると、櫻井先生が部長を勤められた8年間はラグビー部の大転換期に当たっている。まず、翌年の1985年、ラグビー部は全国地区対抗大学ラクビーフットボール大会東京地区決勝まで駒を進めたこと。秩父宮ラグビー場での決勝は惜しくも逆転惜敗となったものの、機運盛り上がり、翌1986年から対抗戦グループに加盟し今日のBグループ校に至るわけである。
勿論、簡単に対抗戦グループに加盟できたわけではない。櫻井先生直々の加盟要請文書を調製し早稲田大学初め対抗戦加盟校に送り運動を展開した結果である。その過程で先生には多大の尽力を頂いた。対抗戦グループは学生ラグビーの最高峰である。加盟してからその厳しさをいやというほど味わった。
こんなエピーソードでも解るように櫻井先生はラグビー部にとって単なる部長に止まらず、応援団であり、ラグビー部を愛する人間であり、部の歴史の目撃者にして節目々の証人といえるわけである。また、今日まで有形無形の多大な支援を頂いている。喜寿といっても相変わらず若々しくおられる。何時までもお元気で、ラグビー部を支えていただきたく切望して止まない次第である。 (報告者:目黒 康一、19回経営)
●平成20年9月開催 ラグビー部創部50周年記念祝賀会
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